投稿者: needs explorer

スーパーコンピューターで富岳が世界一位になりましたが、隠れた良いニュースがありました。

計算速度だけでなく、

・産業利用でよく用いる計算手法の性能、

・人工知能の分野で使う計算の性能

・ビッグデータ解析の指標となる解析性能

についても世界一位となり、四冠だそうです。

出展:日本経済新聞 日本のスパコン「富岳」、8年半ぶり世界一奪還

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60655390S0A620C2MM8000/

 勿論これは良いニュースですが、この記事に隠れてあまり目立っていませんが、AI国内ベンチャーの雄、プリファードネットワークスが省エネ性能を競う「GREEN500」で一位になりました。

出展:日本経済新聞 プリファードのスパコン、エネ効率部門で初の首位

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60666570T20C20A6EAF000/

 私はこちらにも大きく注目しています。スパコンを動作させるのに必要な電力を賄うのに新たに発電所が必要になる様では、皆さんが気軽に利用できませんよね。スパコンの普及に大いに役立つとこちらも期待しています。

天才プログラマーが2週間で構築 テレワークシステムが好評

 テレワークについて調査していたら、大変面白い記事と人を見つけたのでご紹介します。

 会社と家とのセキュリティーの問題、またその導入コストの問題があるので、会社にいかなければならないという会社・社員に朗報です。NTT 東日本 様が無償で利用できるテレワークシステムを提供してくれました。

 とにかく型破りなのが、

 このシステムは4月にヘッドハントされたエンジニア登大遊(のぼりだいゆう)さん(35)がわずか2週間で開発した。

 登さんを迎え入れるのに合わせて「特殊局」という2名の部署を新設し、自由に仕事ができる環境を整えた、という点です。

 従来型の会社で、革新的な事を起こそうとした場合には、従来型のAとは別の出先の会社Bの様な自由な会社や組織を作り、A社の管理や影響を受けない形にすべきなのですね。

 日本の会社の将来の形として、すごく参考になりました。

出典:産経新聞「天才プログラマーが2週間で構築 テレワークシステムが好評」

https://www.sankei.com/economy/news/200613/ecn2006130011-n1.html

出典:NTT 東日本 – IPA 「シン・テレワークシステム」 – 2020/05/14 大規模アップデートと成果の中間報告

https://telework.cyber.ipa.go.jp/news/20200514/

出典:登 大遊 (Daiyuu Nobori) の個人日記

失敗を恐れない環境、ユーザエクスペリエンスの重視と攻めの知財活動への転換

特許庁は知財要員のあり方を見直す戦略として、メルカリ 小泉社長様の意見を紹介しています。

その中で、キーワードを見ると、失敗を恐れない環境から、「Go Bold」(大胆)なアイデア・技術・顧客体験が生まれる、事業の戦略の特長としてアウトプット・撤退のスピードが速い、などが挙げられておりチャレンジ精神やスピード感が見受けられます。

 また、ユーザエクスペリエンスも重視されており、個人のネット売買時の商品の出品作業の負担を軽減する方法(特願2018-136746)や、画像からユーザ所望の物体を特定しつつ、その物体を用いて画像検索を行う…(特願2019-160506)など、これまであまり気づかなかった点、まさにユーザエクスペリエンスに着目し権利化されています。

 コロナ感染症拡大の影響もあり、ビジネスの流れは大きく変わる事が予測されますが、従来型からの変革が必要とお考えの方は、一度メルカリ様の特許を読んでみるのも面白いかもしれませんね。

 

出典 https://www.jpo.go.jp/support/example/document/keiei_senryaku_2019/keiei_chizaisenryaku.pdf

Society5.0時代に求められる人材と企業の有り方(経団連編)

経団連様のSociety5.0関連の資料からの引用です。

採用と大学教育の未来に関する産学協議会中間とりまとめと共同提言で、Society5.0時代に求められる人材という資料がありました。

・課題発見・解決力
・未来社会の構想力・設計力
・論理的思考力と規範的判断力(リベラルアーツ)
そしてこれを支えるリテラシー
良い指摘だと思います。

出典:経団連ホームページより

https://www.keidanren.or.jp/policy/2020/022_gaiyo.pdf

 では企業側はどうしたらと思い、探してみました。


 「失敗を恐れず挑戦」と言われても、会社内で課題解決に失敗すると評価が悪くなるのではなかなか挑戦できませんよね。アメリカのベンチャーは失敗していないと投資してもらえないという話も聞きます。
 
<企業における人材育成の3つの課題>
・課題1:前例主義的な意識や内向きの組織文化の改革
・課題2:会社主導により受け身のキャリア形成からの転換
・課題3:デジタル革新を担える胆力の向上

出典:経団連ホームページより

https://www.keidanren.or.jp/policy/2020/021_gaiyo.pdf

 皆さん、お気づきの様に、この指摘は新しい様でSONY様やHONDA様の創業時に掲げていた事とあまり変わらないのではないでしょうか?

変わってしまったのは、我々の方かもしれませんね。

顧客の課題解決こそが企業価値の源泉、解決策を権利化する事で競争力を高める。

 特許庁は知財要員のあり方を見直す戦略として、三鷹光器 中村社長様の意見を紹介しています。示唆深いのでご紹介します。

 文章の一部を引用

 『営業マンが敏腕で目利きであれば、的確に顧客の課題を掴む事ができ、それに応じた適切な解決手段を用意して、事業の成功確率を上げる事をができる。顧客の課題解決こそが企業価値の源泉であり、解決策を適切に権利化する事で競争力を高める事が出来る。』

 非常に大切な指摘だと思います。この営業マンのアイデアを基に、課題解決の基本的なキモになる部分を権利化出来たら、競争力が高まります。 

 ここで、万が一営業マンがアイデアを社内に持ち帰って来ても、知財関係者が営業マンと一緒に将来ビジネスのイメージを描けなかったらどうでしょう?

 どこが顧客に刺さる部分なのか、将来刺さるかもしれない部分か、という事を予測しないで特許を書いてしまうと、権利化するポイントがズレてしまうのではないでしょうか。

 知財関係者は法律の知識や権利化プロセスはもちろん大事ですが、顧客の課題と解決策のアイデアから、将来ビジネスを予測して、ビジネス面でも営業マンとディスカッションするくらいの知識やノウハウが必要かもしれませんね。

出典:経営における知的財産戦略事例集(特許庁)より https://www.jpo.go.jp/support/example/document/keiei_senryaku_2019/keiei_chizaisenryaku.pdf

知財部員が「知財部」の枠を超えて、新規事業の構想・創造に自発的に参画

 特許庁は知財要員のあり方を見直す戦略として、SONY 御供執行役員様の意見を紹介しています。その中の面白いと思った部分をご紹介します。

『知財部員として、仕事の幅を広げ、新事業のPoC・立上げまで参加。知財部員が、自分で考え貢献できるのであれば、「知財」の枠に縛られる必要はないと考えている。「知財の仕事だからここまでしかできない」といった事は」一切ない。』

 日本の多くの会社(知財部門)はこの考え方は取らなかったのではないでしょうか? 本当は知財部員も優秀な理系の人が多いので、「新規事業のPoC・立上げまで参加」は本来魅力的な仕事であったはず。

 一方、コロナ感染症の拡大の中、会社も知財部門も大きく変わる事を求めれれていると思われます。

 コロナと共に生きていくことが求められる“ウィズ・コロナ時代”、日本の経済はどうあるべきなのか。再建の道を、ジョセフ・スティグリッツ(ノーベル経済学賞受賞)は、「持続可能で知的な経済システム」、また番組では「変化への対応力」を強調していました。

出典:NHKスペシャル 5/24(日)夜9時~「苦境の世界経済 日本再建の道は  “ウィズ・コロナ時代”をどう生き抜く」

 これまでの枠を超えて、色々なチャンレンジ、試行錯誤してみる良い時期なのかもしれませんね。

出典:経営における知的財産戦略事例集(特許庁)より https://www.jpo.go.jp/support/example/document/keiei_senryaku_2019/keiei_chizaisenryaku.pdf

コロナ感染症拡大で無人の配送ロボットが注目されています。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、海外では無人・小型の配送ロボットが、食料品等を家庭に配送するサービスが行われているとの記事が、首相官邸のホームページで紹介されていました。

 国内でも日本郵政が社内便の配送に自律配送ロボット「YAPE]を検証しているとの事です。2020年3月3日(火)~年3月4日(水)に大手町のビルで実証実験をしたそうです。

 コロナ感染症拡大もあり、実現が早まりそうです。

1.海外の事例

出典:首相官邸ホームページより

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/dai38/siryou1.pdf

 

2.国内の事例

出典:ロボスタホームページより

IT・AI化時代に求められる人材は?

 今後求められる人材は、創造力や発想力はもちろん、これに加え、経営スキル、マーケティングスキルを併せ持っている人が求められるという事です。

 純粋に技術のみのエンジニアは、給料は上がりにくいという事ですね。知財の人も同じかもしれませんね。

(ニーズエクスプローラでは多角的にニーズを調査しています)

出典:未来投資会議(第37回) 配布資料 
https://www.kantei.go.jp/…/miraitoshikaigi/dai37/siryou1.pdf (P33、34)

介護のAI化、データ化で効率化が進んでいます。

介護する側の視点で見た「良い看護」とAI化で

・介護される人のヘルスケアのレベルが上がり、

・介護者する人の効率アップ(一人当たりの介護される人が2⇒3人)

・その結果、介護する人の給料アップで良い人が集まる。

動画で分かり易く説明しています。

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/suishinkaigo2018/health/dai9/index.html

以上 出典

未来投資会議構造改革徹底推進会合
「健康・医療・介護」会合(第9回) 配布資料

https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/suishinkaigo2018/health/dai9/siryou1-5.pdf

建設現場のステレオカメラ、レーザースキャンの利用が進んでいます。

建設現場のIT化もかなり進んできています。

1.ステレオカメラによる鉄筋配筋検査の効率化
  これは、現場の効率化、品質向上、RCの維持管理に相当貢献しますね。

2.地上レーザースキャンによる出来形確認
  これも、うまく利用できれば、効率化できますね。

◆ニーズエクスプローラでは、多角的にニーズを調査しています。

出典:未来投資会議 産官協議会
「次世代インフラ/スマート公共サービス」会合(第1回) 配布資料(令和2年2月12日) 鹿島建設提出資料より

https://www.kantei.go.jp/…/…/infrastructure/dai1/siryou1.pdf