米加州、ガソリン駆動の新車販売禁止へ 35年から

 米カリフォルニア州のニューサム知事は23日、ガソリンエンジンを動力とする乗用車とトラックの州内での新車販売を2035年から禁止する方針を示した。電気自動車への移行を促進し、温室効果ガス排出量の削減を図ることが狙い、とのニュースです。

PHOTO: NISSAN 2017

 カリフォルニアでこれだけ毎日火災が続くと、気候変動に対しこのままではまずいと思う気持ちになるでしょうね。日本でも猛暑や海水の温度上昇で台風が巨大化するなどの影響を受けており他人事ではありません。

 しかし、この方針ですが、EVを動かす電気はどこでどうやって作るのかが問題で、郊外で化石燃料を使って発電、都会まで送電では効率が悪くトータルとしては、あまり効果が無いのではという見方もあります。また、ニューメキシコ州のように車で走っていても対向車すらめったに出会わないような道もあり、電池切れや故障により命に係わる問題になりかねません。

 一方、富士山から東京に帰る様な場合に、これまでは、ガソリン車では上り坂で貯めた位置エネルギーを下り坂では捨てていましたが、EVでは位置エネルギーを電気エネルギーに変換して蓄積できるので、山頂では充電がほとんどなくなっても、山を下りたあたりで充電されているという事も想定できます。 

 メリット、デメリットは有るとは思いますが、毎年気候が変動していくのに対し、対策を講じていくのが人間としての知恵だと思います

出展:ロイター記事より

https://fr.reuters.com/article/idJPL3N2GK3T1

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