失敗を恐れない環境、ユーザエクスペリエンスの重視と攻めの知財活動への転換
特許庁は知財要員のあり方を見直す戦略として、メルカリ 小泉社長様の意見を紹介しています。
その中で、キーワードを見ると、失敗を恐れない環境から、「Go Bold」(大胆)なアイデア・技術・顧客体験が生まれる、事業の戦略の特長としてアウトプット・撤退のスピードが速い、などが挙げられておりチャレンジ精神やスピード感が見受けられます。
また、ユーザエクスペリエンスも重視されており、個人のネット売買時の商品の出品作業の負担を軽減する方法(特願2018-136746)や、画像からユーザ所望の物体を特定しつつ、その物体を用いて画像検索を行う…(特願2019-160506)など、これまであまり気づかなかった点、まさにユーザエクスペリエンスに着目し権利化されています。
コロナ感染症拡大の影響もあり、ビジネスの流れは大きく変わる事が予測されますが、従来型からの変革が必要とお考えの方は、一度メルカリ様の特許を読んでみるのも面白いかもしれませんね。
出典 https://www.jpo.go.jp/support/example/document/keiei_senryaku_2019/keiei_chizaisenryaku.pdf
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