脱炭素「産業革新」迫る

 4月22日に政府が2030年度時点の温暖化ガスの排出削減目標を7割以上、引き上げた。13年度比46%減という新たな目標を提示したが、その実現のために、どの様なアクションが必要になりそうか、気になる所ですね。目標が出たばかりなので、すぐに具体化はむずかしいとは思いますが、大きな動きが分かる記事がありましたので、紹介します。

脱炭素「産業革新」迫る 電源構成の組み替え必須に 日本経済新聞記事より
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC226AE0S1A420C2000000/

これによれば、鉄鋼、化学、発電業界はかなりの改善を迫られそうですね。

また、この記事の中で、豊田社長は、「現実解は、ハイブリッド、e-fuel」といっているあたりがヒントになるかもしれません。(以下記事の抜粋)

「…政府は補助金の支給などを通じ、35年までに新車販売をすべてEVやハイブリッド車(HV)などの電動車にする計画…

…仮に半分がEVや燃料電池車などのゼロエミッション車になっても「すべて入れ替わるには30年はかかる」…豊田氏はHVの普及拡大を「現実解」と位置づける。新技術にも取り組んでおり、その一つがCO2と水素を合成して作る新たな燃料「イーフューエル」だ。CO2を原料にするため、ガソリンに混ぜて使うとHV並みの環境性能になるという。実用化の時期やコストが鍵になる。」


いずれにしても、これをビジネスチャンスにできるかどうか、いち早く変化に対する企業の対応力が試されますね。

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