ニーズ探索例

 

例1 新ビジネス・商品企画のアイデア出しをしたい

 

 新たにドローンのニーズを見つけたい測量や監視のアイデアはあるが、新しいアイデアが欲しい具体的に課題解決ができるアイデアは?

①AIによるドローンの新ニーズ探索

 下表は、AIにドローン関連の特許を学習させて、非ドローン特許(ドローンのキーワードがない特許)を対象としてニーズ探索させたものです。ドローンの特徴を学習したAIが、その特徴に近い記述の特許を拾ってきました。


②ドローン探索ニーズの磨き上げて具体化する

 AIが探索したドローン関連特許群から以下の3つの特許をピックアップして、それぞれについて、1. 特許のポイントを明確化、2.新たな応用イメージを引き出し、3 .業務応用まで発想してみた例です。

 例えば、事業部門との新ビジネス検討会などで白紙状態から絵を描くのではなく、AIで探索したネタをもとに議論することでより発想はしやすくなります。

特許1

  1. 船積み用クレーンの操縦者からの死角映像を3次元映像(アラウンドビュモニタ)で見やすく提供
  2. クレーン操縦席からではなく、より見やすい位置からの映像提供
  3. 船内、陸置き場のコンテナの管理、バーコード読取等にも応用可能?

特許2

  1. 方向を違う楽器や、あ・い・うの音で、障害者向けに経路を誘導。
  2. (音での)ホテル等の道案内、病院の検査ルート案内
  3. ディズニーランド、花火会場、コンテナターミナル等の駐車場所案内。コンサートのカメラ・椅子等の設置確認、特に夜間は便利

特許3

  1. 地図情報の誤り修正。ナビ異なる地図情報の場所と画像データを送る。
  2. ドローンで現地確認。運転手の勘違いや送信画像の誤りを多角度から防止。
  3. 工事、浸水個所、路面凍結等の情報、災害時は河川決壊、土砂崩れ等、動的な対応が必要な変化情報を提供



例2 お客様に新たな提案をする

 

AIで機能強化できそうな画像関連の特許アイデアの探索

 もしあなたの会社がAI画像処理を強みとしているのであれば、以下の画像関連の特許アイデアをAI画像処理に置き換えたらどのようなうな効果を出せるか検討ができることでしょう。検討内容を特許出願企業に提案することも考えられます。顧客リレーションを高めるためにも重要なことではないでしょうか。

 

  

例3 新分野へのチャレンジ

 

新たな農業のニーズを見つけたい

 従来型のニーズはわかるが、ユーザーの課題は何か?当社のアプローチでニーズがあるのか?

 事業部や研究部門の知財戦略を立案する上で、自社の状況、ライバルが強化している課題や解決手段の領域を可視化して作戦を立てることは重要です。それには、それぞれの特許を深堀するのではなく、対象となる分野のランドスケープを確認することが重要になります。ここではランドスケープの表現方法として相関グラフ(ヒートマップ)を使います。
 重要なのはマップの軸の要素です。AI探索で対象分野を課題レベルのニーズ(特許群)と解決手段レベルのニーズ(特許群)に分けることができれば、それぞれをヒートマップの縦横の軸ラベルとすることができます。
これにより課題を軸に他社の強化領域を可視化したり、手段を軸に可視化することが容易になります。
 今回、国が進めるスマート農業分野に企業の特許を重ねたヒートマップのプロトタイプを作成してみました。以下はクボタ様と三菱ケミカル様の例です。それぞれの会社がどこに集中しているかが分かります。


例3 事業戦略へのアドバイスが欲しい

知財から提案できるようにしたい